雨漏りが繰り返す
補修した場所だけでなく、端部・設備・外壁との取合いも確認したい。
01 / こんなお困りごとに
屋根の状態と工場の使い方を確かめ、HRGを含む改修方法を比較します。
補修した場所だけでなく、端部・設備・外壁との取合いも確認したい。
製品や機械を守りながら、休業・養生・設備対応を相談したい。
架台や配管を含め、移設の要否と施工できる範囲を整理したい。
既存屋根の状態、荷重、断熱、費用の範囲まで検討したい。
02 / HRGの仕組み
板金工事と吹付防水工事、それぞれが得意な納まりを組み合わせる、既設金属折板屋根の改修工法です。一般部は連続した吹付防水、端部は板金の雨仕舞。この両者をつなぎ、既存の屋根と設備を活かします。

屋根の凹凸や設備まわりの形に沿って、吹付防水で連続した防水層をつくります。板金で覆いにくい部分を、防水の得意な納まりで補います。


屋根上から下側へ吹付を回しにくい端部は、水切り・笠木などの板金役物で雨仕舞を整えます。下地と防水層をつなぎ、仕上げ板金で納めます。

大掛かりな撤去・移設を避け、設備を据えた状態で周囲を防水する方法を検討します。脚部下の処理には、必要に応じた僅かな持上げなどを計画します。
既存屋根を使えるか、どの工法が合うかは、調査と比較から判断します。断熱など必要な性能も、別途確認して計画します。
03 / 施工例
印刷工場の粉塵・温度管理の条件からHRGを選定した施工例です。工法だけでなく、休業期間と養生を含めて計画しました。
施工前

施工後

工事の振動による粉塵落下と、空調設備の撤去が温度管理に与える影響が課題でした。
こうした条件を踏まえて改修方法を検討し、HRGを選定しました。
年末年始の休業期間と養生を組み合わせて施工。操業・設備への対応は現場ごとに計画します。
04 / 適用条件・工法比較
建物の状態と求める性能で選択肢は変わります。工法名だけで決めず、設備対応・養生・端部まで含めた工事範囲をそろえて比較します。
スマートフォンでは表を横に動かして確認できます。
| 工法 | 検討する場面 | 確認する条件 |
|---|---|---|
| 部分補修 | 原因と範囲を絞れる局所的な不具合 | 既存補修と周辺劣化、再発の要因 |
| HRG | 既設金属折板を活かし、防水と部位別雨仕舞をまとめて検討 | 屋根の健全性、施工可能な範囲、下地適合、設備・荷重・要求性能 |
| 全面カバー | 新しい屋根材・断熱構成などを検討 | 追加荷重、設備・端部の取合い、施工スペース |
| 葺き替え | 既存屋根の劣化が進み、撤去・更新を検討 | 撤去時の仮止水、屋内養生、操業・廃材対応 |
費用、工期、性能、保証は、調査結果と採用仕様に応じて提示します。特定の耐用年数や費用削減率を、一律の条件として提示しません。
05 / 工事の流れ
次の流れは、これから検討する工事の基本的な進め方です。施工例の部位別工程を踏まえ、区画施工・仮止水などの細かな順序は、現況と施工計画に合わせて決めます。
調査 → 工法・工程の相談 → 部位別の施工 → 検査・引渡し
漏水の位置と履歴、腐食・変形、端部、設備、排水、既存補修を調査。既設屋根の健全性を確認します。
部分補修・HRG・全面カバー・葺き替えを、要求性能・建物の状態・操業条件と照らして比較します。
休業日、設備対応、粉塵・飛散養生、仮止水、天候、足場・昇降、資材配置を計画します。
水上の隠蔽部、ケラバ、軒先、設備脚部、貫通部を、各部位の納まりに沿って準備します。
清掃・下地処理・部位別止水を行い、必要な露出部から一般面へ防水層を連続させ、保護トップコートを施工します。
防水層との接続と固定を確認し、部位に応じて仕上げ役物を取り付けます。
施工範囲、端部、排水、材料・工程記録を整理し、今後の点検・補修条件を共有します。
06 / 部位別の納まり
以下は実施工の写真と、部位ごとの考え方です。設備脚部と屋根貫通部は、別の部位として工程を計画します。
水上部の内部を露出させ、水止め面戸を再止水したうえで、内部から屋根面へ防水を連続させる。屋根の表面だけでなく、普段は見えない内部の止水まで計画します。
水止め面戸の処理を、工程写真で見る →納まり 01
既設エプロン面戸を外し、隠れていた水上部の内部を清掃・プライマー処理します。既設の水止め面戸へシーリング材を充填して再止水し、その後、隠蔽部内部から一般屋根面まで連続した吹付防水層を形成します。保護コートを施工し、新設水切り・エプロン面戸などの板金を納めます。
屋根の高い側の端部を、施工前(M-01)と完成後(M-04)の断面図で比較します。笠木・水切り・面戸の位置と、完成時の組合せをご覧ください。図面を押すとカラーで拡大できます。
隠蔽部の清掃・再止水と吹付防水を行い、仕上げ板金を納めます。図は原CADから抜粋した参考納まりです。実際の部材・施工範囲は現場ごとに確認します。





納まり 02
吹付前に下地水切りを納め、吹付後に仕上げ水切りを取り付けます。施工できる範囲と外壁との取合いを調査し、端部まで納めます。
屋根の側端部を、施工前(K-01)と完成後(K-04)の断面図で比較します。既存部材を残し、防水層と新設の笠木・水切りを組み合わせる構成です。図面を押すとカラーで拡大できます。
既設笠木・既設ケラバ水切りを残し、下地水切り・吹付防水・仕上げ板金を納める構成です。図は原CADから抜粋した参考納まりです。実際の部材・施工範囲は現場ごとに確認します。




納まり 03
見切り面戸などを吹付前に整え、屋根上面と施工可能な屋外の下面を防水処理します。その後、山部カバーや水切りを納めます。既存裏張りの撤去範囲は現場の状態に合わせて判断します。


納まり 04
既存設備の配管・支持状態・稼働条件を確認し、設備ごとに施工方法を計画します。写真は設備を少し持ち上げ、硬質ゴムパッキンを挿入する下地準備の工程です。その後、脚部周囲と屋根面をつなぐ防水を施工します。


納まり 05
配管などの貫通部は、周囲の納まりを確認し、新設水切りなどの板金と吹付防水を組み合わせます。形状や既存補修の状態に合わせ、屋根面との連続性を確保する計画を立てます。


下地処理と部位別の止水を行ったあと、折板の山・谷の形に沿って液状防水材を吹き付けます。屋根面と設備まわりをつなぎ、連続した防水層を形成する施工中の写真です。

部位別の止水と下地処理を行い、防水層を連続させます。その上に保護トップコートを施工し、部位に応じた仕上げ板金と接続します。

07 / ご相談の前に
建物の場所・用途、気になる症状、操業上の制約を、分かる範囲でお知らせください。屋根面積が不明でも相談できます。手元の写真があれば添えていただけます。費用は現況と工事範囲を確認したうえでご案内します。
屋内への影響、設備、工事範囲を確認し、稼働を続けられる範囲や休業期間に行う作業を整理します。稼働条件に合わせて施工計画をご提案します。
点検・調査が有償となる場合は、実施前に費用をご案内します。
材料・膜厚・既存屋根の状態・施工条件・維持管理によって異なります。調査結果と採用仕様を確認し、案件ごとに条件を提示します。
®HRGロゴ
登録商標 第7087613号

屋根・板金・防水・塗装を含む8業種。愛知県知事 許可(般-5)第104799号。
®専門用語や屋根面積が分からなくても大丈夫です。建物の場所、用途、気になる症状、操業上の制約を、分かる範囲でお知らせください。屋根へ登らず、手元の写真があれば添えていただけます。
屋根の状態や工場の稼働条件を確認し、建物に合う改修方法と施工計画をご提案します。春日井市を拠点に、愛知・岐阜・三重のご相談に対応します。